これは3Gデータ通信が常にOnになっていることが前提のスマートフォンとしては、バッテリー消費を抑えるという観点から理解できるものです。
しかし、少なくなく存在するWiFi運用のユーザにとって、これは割と不便です。自宅やカフェなどのWiFiスポットにいても、スリープ中はGmailなどのメールは受信されず、確認のためにその都度スリープを解除しWiFi接続が確立されるのを待たなければなりません。さもなければ電源をつなぎっぱなしにする必要があります。
情報元ではiHeartRadioというアプリを使用していますが、日本のMarketplaceでは見つけることができなかったため、ここではskypeを使います。
私の環境は以下のとおりです。
機種:IS12T
OSバージョン:7.10.8773.98
使用アプリ:skype(ver.1.2.0.257)
手順:
1.skypeを起動します。サインインする必要はありません。
2.スタートボタン(真中のwindowsマークのボタン)を押し、スタート画面に戻ります。「←」の戻るボタンではありません。
以上です。とても簡単でした。
これで、Windows Phoneはスリープ中でもWiFiに接続されたままになります。
試しに、PCなどからスリープ状態のWindows PhoneにEメールを送信すると、数秒で着信音が鳴り、受信が通知されるはずです。
これは、skypeや情報元で使われているiHeartRadioなどの特定のアプリがWiFi接続をスリープ中もキープするからのようですが、もちろん私には詳しいことはわかりません。ただ、情報元でも「There appears to be a bug (or feature)」と言っているように、もしかしたらアプリ開発側、もしくはMicrosoftによってバグとして修正されてしまうかもしれません。
手順自体は非常に簡単で、危険性もないように思われる(もちろん私にはわかりませんが)のですが、ちょっとした注意点があります。
注意点:
1.上記の手順2で戻るボタンを押すとアプリが終了してしまい、WiFi接続が保持されません。スタートボタンを押してskypeアプリを停止状態にしておきましょう。「←」ボタンを長押しするとアプリ切替画面になるので、ここにskypeアプリが表示されることを確認して下さい。
2.スリープ中もWiFi接続が保持されるので、その分バッテリーが消費されることになると思います。どの程度の違いが出るかはわかりませんが。
3.この「常にWiFi接続ON」の状態を止めたい時は、skypeアプリを完全に終了してください。
4.ちなみにWindows Phoneの「設定」→「アプリ」タブ→「バックグラウンドタスク」を確認すると、skypeはここに表示されません。skype自体はバックグラウンドで処理を行わないということ、でしょうか。
これでEメールが来ていないかわざわざ確認したり、電源につなぎっぱなしにしたりする必要がなくなり、個人的には非常に役に立つTipsでした。
(また、まだ確認はしていませんが、外出先で、wi2 300などログインが必要な公衆無線LANを利用する際も、スリープから復帰するたびにアカウント名とパスワードの入力をする必要がなくなると思います。)
情報元サイトには本当に感謝です。
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